新婚初夜覗きとは、新婚初夜の寝室を覗き見する韓国の伝統的な風習である。韓国語では、シンバンヨッポギ(신방엿보기)という。シンバン(新房)とは新婚夫婦の初夜の寝室のことで、ヨッポギは覗きという意味である。韓国では伝統的に、新婚初夜には親戚や近所の人々が寝室の障子に穴を開けて中を覗き見する習慣があった。
覗きの習慣が生まれた理由については、早婚が盛んだったため幼い夫婦が失敗しないように見守るためであるとか、新婚夫婦を悪鬼から守るためなどといわれている。最近では住宅事情の変化などにより、覗きは行われなくなってきている。
新婚初夜に親族らが立ち会うという習俗はまばらながらも世界各地に散在しており、なんらかの価値観や因習、ある種のゲン担ぎや冷やかしのようなものが背景にあると考えられる。中世イタリアでは新郎新婦が初夜の床についたあとも親族など特に親しいものが夜通し宴会を続け、新郎は絶頂に達するたびにみずから鈴をならし、婚姻の実質が真性に成立したことを明かし立てたとされる。
